[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスが新型コロナウイルス禍に導入した出社に関する指針を9月6日付で解除することが分かった。ロイターが社内メモを確認した。
関係筋によると、ゴールドマンは昨年6月に既に従業員をフルタイムでオフィスに呼び戻している。ただ、感染が急拡大した際はこの要件を緩和していた。
新たな指針ではワクチン接種の有無にかかわらず、米州のオフィスへのアクセスを認める。ただしニューヨーク市とリマ市は例外となる。
ニューヨーク市はオフィスへの立ち入りにワクチン接種証明書の提示を義務付けている。
メモによると、オフィスでのマスク着用や定期的なコロナ検査も不要になる。
モルガン・スタンレーは先週、ニューヨーク都市圏の従業員に9月5日からコロナ検査義務を廃止すると通知した。ただ、検査で陽性となった従業員は少なくとも5日間隔離し、その後さらに5日間マスクを着用すべきとしている。