巴川製紙所 (T:3878)はフラットパネルディスプレイ(FPD)向け光学フィルム、トナーなどプラスチック加工分野が主力。
IoTの時流を踏まえ、熱、電気、電磁波コントロール材料を重点分野に見据えている。
同分野への経営資源の積極投入により、新製品開発を加速させ持続的な成長軌道に戻ることを目指す。
国内外での拡販及びマーケティング活動で成果の積み上げを図るほか、工場稼動の見直しによるエネルギーコストの削減など収益改善に向けた各種コストダウン施策も推進している。
足元の業績では、17年3月期第1四半期(16年4-6月)の売上高が前年同期比11.9%減の73.97億円、営業損失が0.89億円(前年同期は1.04億円の利益)、経常損失が1.75億円(同0.97億円の利益)、四半期純損失が2.85億円(同0.25億円の利益)だった。
輸出及び海外生産比率の高いトナー関連事業で円高の影響を受けたほか、為替差損の計上なども影響した。
17年3月期通期については、売上高が前期比1.5%減の330.00億円、営業利益が同3.3%増の3.00億円、経常利益が2.00億円(前期は0.18億円の損失)、当期純利益が0.50億円(同9.29億円の損失)としている。
従来予想から売上高、営業利益、経常利益を下方修正している。
ディスプレイ関連事業の低迷や円高が影響する。
従来の通期計画は、売上高が350.00億円、営業利益が5.00億円、経常利益が4.00億円、当期純利益が0.50億円だった。
IoTの時流を踏まえ、熱、電気、電磁波コントロール材料を重点分野に見据えている。
同分野への経営資源の積極投入により、新製品開発を加速させ持続的な成長軌道に戻ることを目指す。
国内外での拡販及びマーケティング活動で成果の積み上げを図るほか、工場稼動の見直しによるエネルギーコストの削減など収益改善に向けた各種コストダウン施策も推進している。
足元の業績では、17年3月期第1四半期(16年4-6月)の売上高が前年同期比11.9%減の73.97億円、営業損失が0.89億円(前年同期は1.04億円の利益)、経常損失が1.75億円(同0.97億円の利益)、四半期純損失が2.85億円(同0.25億円の利益)だった。
輸出及び海外生産比率の高いトナー関連事業で円高の影響を受けたほか、為替差損の計上なども影響した。
17年3月期通期については、売上高が前期比1.5%減の330.00億円、営業利益が同3.3%増の3.00億円、経常利益が2.00億円(前期は0.18億円の損失)、当期純利益が0.50億円(同9.29億円の損失)としている。
従来予想から売上高、営業利益、経常利益を下方修正している。
ディスプレイ関連事業の低迷や円高が影響する。
従来の通期計画は、売上高が350.00億円、営業利益が5.00億円、経常利益が4.00億円、当期純利益が0.50億円だった。