[ロサンゼルス 6日 ロイター] - 米俳優ジョニー・デップ(57)は6日、人気映画シリーズ「ファンタスティック・ビースト」から降板するよう製作会社ワーナー・ブラザーズから要請があり、これを「尊重し、受け入れた」とインスタグラムで明らかにした。
AT&T (N:T)傘下のワーナーは、ジョニー・デップが同シリーズを離れるとし、代役を立てるとした。「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリングが脚本を担当する同シリーズ3作目の公開は来年11月から2022年夏に延期された。デップさんは最近、撮影を再開したばかりだった。
デップさんは、元妻への家庭内暴力(DV)を報じた英大衆紙「ザ・サン」の発行元を訴えたが、ロンドンの高等法院は2日、度重なる暴力行為を事実と認定し、デップさんの訴えを退けた。
デップさんは上訴する意向で、自身の「人生とキャリアがこの瞬間で決定づけられることはない」と記した。