[21日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、レスターは21日、同チーム主将の元ジャマイカ代表DFウェス・モーガン(37)が今季を最後に現役引退すると発表した。
モーガンはノッティンガム・フォレストとレスターでの計19シーズンで、700試合以上に出場。レスターでは、2015─16シーズンに5001倍という優勝オッズを覆し、当時所属していた岡崎慎司らとともにプレミアリーグ制覇を果たした。
今月には決勝戦でチェルシーを破り、クラブ史上初となるイングランド協会(FA)カップ優勝も達成。ジャマイカ代表では30試合に出場した。
レスターの会長は、「ウェスはレスターの最も偉大な選手の1人で、クラブの黄金期にチームを率い、クラブを前進させるためのスタンダードを築く手助けをした。強力なリーダーシップを持ち、一緒にプレーしてきた選手にとっては兄のような存在で、監督やクラブ上層部にとっては貴重な相談相手。彼の貢献度はとても大きかった」と述べた。