[25日 ロイター] - 東京五輪は25日、バスケットボール男子1次リーグを行い、優勝候補の米国はフランスに76─83で敗れて黒星スタートとなったが、デーミアン・リラードはパニックに陥ることはないと語った。
米国は前半をリードして折り返したが、リラード、ケビン・デュラント、デビンウェーン・ブッカーのシュートが不調だったこともあり後半に逆転負けを許した。早くも4大会連続金メダル獲得を疑問視する声も出ている。
しかし、リラードは米スポーツ専門放送局ESPNの取材に対し、「われわれには勝利の歴史がある。常に相手を圧倒するわけではないかもしれないが、勝ってきた歴史がある」とコメント。
そして「多くの人はこの世の終わりのように言うだろうけど、五輪で母国を代表するプロフェッショナルとしての仕事は、必要なことをするということ。我々はまだ、ここに来た目的を達成することができる」とこれから十分に巻き返すことができると自信を見せた。
また、本来の力を発揮するにはリラックスする必要があるとし、「しっかりやろうとがんばりすぎて、本当の自分たち、つまりNBAのベストプレーヤーではなくなっている」と話していた。
米国がフランスに敗れるのは2004年以来、五輪では6回目。
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