[ムンバイ/ニューデリー 24日 ロイター] - インドでモンスーンによる記録的な豪雨で洪水や土砂崩れが発生し、24日までに125人の死亡が確認された。
金融の中心地ムンバイがあるマハラシュトラ州では、7月としては過去40年で最大となる雨量を記録。豪雨が数日続いており、数十万人の生活に深刻な影響が出ているほか、主要河川には氾濫の危険がある。
州当局者によると、ムンバイの南東約180キロにあるタリアイの村では、土砂崩れでほとんどの家が倒壊し、死者は42人に上っている。
インド西部では、一部の地域で最大594ミリの雨が降った。マハラシュトラ州政府はダムの放水に踏み切り、洪水被害を受けた地域の住民約9万人を救助したという。
モディ首相は23日にツイッターで「マハラシュトラ州の状況を注視しており、被害を受けた人に支援を提供している」と述べた。