[横浜 3日 ロイター] - 東京五輪の野球には、米大リーグ(MLB)レッドソックスなどのマイナーリーガーたちが母国の代表選手として参加している。
MLBの現役選手はシーズン中、五輪代表としてプレーすることは禁じられているが、マイナー所属の選手は五輪でプレーすることが可能。MLBの30球団中、21球団が東京五輪に選手を派遣している。
レッドソックスはMLB球団の中では最多、6選手を代表チームに派遣。そのレッドソックスの選手育成ディレクターを務めるブライアン・アブラハム氏は「母国の代表としてプレーする機会や夢の妨げになりたくなかった」と述べている。
レッドソックスが2018年ドラフト1巡目に指名したトリストン・カサス(21)は、2日に行われた準々決勝の日本戦でスリーランホームランをマーク。今大会最多の6打点をマークしている。