[英国 17日 ロイター] - テニスの全米オープン(OP)女子シングルスで四大大会初優勝を果たし、テニス界に旋風を巻き起こしたエマ・ラドゥカヌ(英国)は17日、自身の決勝の映像を見ても「ほかの誰かがプレーしているみたい」に思うと語った。
18歳のラドゥカヌは、11日の決勝で19歳レイラ・フェルナンデス(カナダ)とのティーンエージャー対決をストレートで制し、優勝。男女を通して、四大大会で予選から出場した選手が優勝したのはこれが初めてだった。
米ニューヨークでのイベント出席後、母国に戻ったラドゥカヌは、BBCのインタビューで「少しずつ実感がわいてきていると思う」とコメント。その一方で、「完全に理解するのは非常に難しい。(決勝の映像を)見ていると、プレーしているのもショットを決めているのも、自分ではなくほかの誰かがやっているような感覚になる」とも話している。