[モスクワ 17日 ロイター] - 世界で初めて宇宙で映画撮影を行うため国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在していたロシア監督と女優が17日、地球に無事帰還した。
ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスによると、クリム・シペンコ監督、女優のユリア・ペレシルドさんらを乗せたソユーズが、同日午前にカザフスタン西部に着地した。
帰還したペレシルドさんはロシアのテレビ局に、ISSを離れることが残念だったとし、「12日間はとても長く感じられたが、それが終わるとなると別れを告げたくなかった」と話した。
ロスコスモスによると、ペレシルドさんとシペンコ監督はモスクワ郊外の宇宙施設で約1週間にわたり帰還後の回復に取り組むという。