[パリ 21日 ロイター] - 「ビッグ・ジョン」という愛称を持つ世界最大のトリケラトプスの化石が21日、パリでオークションに掛けられ、665万ユーロ(約8億8000万円)の高値を付けた。
6600万年以上前に現在のサウスダコタ州に生息していたもので、頭骨だけでも長さ2.6メートル超、幅2メートルに上る。2014年の発見後、全体の6割が発掘され、愛称は発掘された土地の所有者にちなんで付けられた。
予想落札額は120万─150万ユーロとみられていたが、大きく上回った。
落札したのは米国の収集家だという。