40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ロシア外相「戦争望まず」、ウクライナ問題で駐ロ米大使は懐疑的

発行済 2022-01-28 22:30
更新済 2022-01-28 22:36
© Reuters. 米国のサリバン駐ロシア大使は28日、ウクライナ問題を巡りロシアは戦争を望んでいないと言っているが、ウクライナとの国境に軍を集結させており、米国との交渉で「テーブルに銃」を

[ブリュッセル 28日 ロイター] - 米国のサリバン駐ロシア大使は28日、ウクライナ問題を巡りロシアは戦争を望んでいないと言っているが、ウクライナとの国境に軍を集結させており、米国との交渉で「テーブルに銃」を置いているようなものだと指摘した。

ロシアのラブロフ外相はこれに先立ち、国内ラジオで戦争は望んでいないと語った。

サリバン大使はモスクワからのオンライン会見で、ロシア軍の大量派兵は「異例」で、通常の軍事演習という説明はできないとし、「これは協議のテーブルに銃を置いて平和を望むと言っているのに等しい。これは脅しだ」と述べた。

「ロシア政府が言葉通り、ウクライナへのさらなる進攻を計画、実施しないことを希望する。しかし、事実は侵攻が可能なことを示す」と指摘。米政府は現在、米と北大西洋条約機構(NATO)がロシアに送った書面回答に対するロシア側の反応を待っているとした。

米とNATOの書面回答には、欧州での軍事演習やウクライナへの武器売却に関する透明性向上に向けた提案が盛り込まれており、「ウクライナにおける攻撃兵器システムなどについてロシア政府と相互の透明性の可能性や、欧州での軍事演習に関する信頼醸成措置に対処した」と語った。

サリバン大使は、外交が事態打開の唯一の手段との見解を改めて示し、米ロ外交当局者による電話会議ないし対面会合が開催されることに期待を示した。

一方で、ロシアがウクライナに侵攻した場合の対ロ経済制裁は西側の対応の一つに過ぎないとし、輸出規制や欧州防衛体制の強化、ロシアからドイツに天然ガスを送る新パイプライン「ノルドストリーム2」の運営を米国が阻止するといった措置も想定されるとした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます