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米ロ国防相が電話会談、侵攻後初 即時停戦呼びかけ

発行済 2022-05-14 01:24
更新済 2022-05-14 03:27
© Reuters. 米国のオースティン国防長官は13日、ロシアのショイグ国防相と電話会談を行い、ウクライナでの即時停戦を求めた。写真はオースティン国防長官。3日撮影(2022年 ロイター/Amand

[ワシントン 13日 ロイター] - 米国のオースティン国防長官は13日、ロシアのショイグ国防相と電話会談を行い、ウクライナでの即時停戦を求めた。米国防総省が発表した。

オースティン長官がショイグ氏と電話会談を行うのは、ロシアによる2月24日のウクライナ侵攻後で初めて。オースティン長官はこれまでも複数回ショイグ氏との会談を申し入れたが、当局者はロシア側が関心を示さなかったとしている。

© Reuters. 米国のオースティン国防長官は13日、ロシアのショイグ国防相と電話会談を行い、ウクライナでの即時停戦を求めた。写真はオースティン国防長官。3日撮影(2022年 ロイター/Amanda Andrade-Rhoades/Pool via REUTERS)

国防総省のカービー報道官によると、オースティン長官は米ロ間の対話を維持することの重要性も強調した。

ロシアのタス通信は国防省の情報として、今回の電話会談は「米国の主導」で実施されたとし、「ウクライナ情勢を含む国際安全保障問題」が協議されたと報じた。

米当局者によると、今回の電話会談はオースティン長官が実施を申し入れた。会談は約1時間にわたって行われ、全体のトーンは「プロフェッショナル」だったとしながらも、特定の問題の解決に至らなかったほか、ロシアがウクライナで実施していることを直接変えることにもつながらなかったという。

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