[パリ 23日 ロイター] - テニスの全仏オープンは23日、パリのローランギャロスで試合を行い、女子シングルス1回戦では大坂なおみが第27シードのアマンダ・アニシモバ(米国)に5─7、4─6で敗れた。
四大大会通算4回の優勝を誇る大坂だが、最も苦手とするサーフェス(クレー)で自らのパワーをコントロールすることができず、終始やりにくそうな様子だった。
大坂はいくつか相手のマッチポイントをしのいだが、最後はダウンザラインにバックハンドウィナーを決められた。
大坂は左アキレス腱のけがのため、今月初めのイタリア国際を欠場していた。
昨年の全仏オープンではメンタルヘルスを理由に試合後のメディア対応をボイコットし、大会を途中棄権。約3年にわたりうつ病に苦しんでいたことを明かしていた。