[キーウ/ポパスナ(ウクライナ) 27日 ロイター] - ウクライナ東部の親ロシア派は27日、鉄道の重要な拠点となる町ライマンを完全掌握したと表明した。ウクライナ側もこれを認めたもようだ。
ウクライナの工業地帯であるドンバス地方を巡るロシア軍の3方向攻撃で、ライマンはそのうちの一つである北側からの攻撃に対する主要な前線となっていた。
ウクライナのゼレンスキー大統領の顧問を務めるオレクシー・アレストビッチ氏はソーシャルメディアに投稿した動画で「未検証のデータによると、われわれはライマンの町を失った」と述べ、ロシア側の戦術が改善しているとの認識も示した。