[ワシントン 27日 ロイター] - 米政府は27日、弾道ミサイルなどの北朝鮮の大量破壊兵器の開発を支援したとして、ロシアの2銀行および、北朝鮮の1企業、1個人に制裁を科すと発表した。
米財務省のネルソン財務次官(テロリズム・金融情報担当)は声明で「米国は、北朝鮮に外交路線へ復帰し、大量破壊兵器や弾道ミサイルの開発を放棄するよう促しながら、既存の制裁措置を引き続き科していく」と述べた。
国連安全保障理事会は26日、北朝鮮に対する制裁を強化する米国主導の決議案の採決を実施したが、常任理事国である中国とロシアが拒否権を行使し、否決された。