[キーウ(キエフ) 8日 ロイター] - ウクライナの情報機関である保安局(SBU)は8日、ウクライナ国防相と軍事情報機関のトップの殺害を計画していた人物二人を逮捕したと発表した。二人はロシア情報機関のために働いていたとしている。
ウクライナ保安局は声明で、破壊工作グループを利用して殺害を実行するロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の計画を阻止したと発表した。
逮捕された人物の一人は親ロシア派が支配する東部ルガンスク出身で、ベラルーシ経由でウクライナに入国。もう一人は首都キーウ(キエフ)の住民。共にロシア側から最高15万ドルの報酬を約束されていたという。
この件に関してロイターは独自に真偽を確認できていない。ウクライナ保安局の発表に対し、ロシアは今のところ反応していない。