[モガディシュ 20日 ロイター] - ソマリアの首都モガディシュで19日夜、武装勢力アル・シャバブがホテルを襲撃し、市民ら少なくとも12人が死亡した。ソマリアの情報当局者が20日にロイターに明らかにした。
武装グループは自動車爆弾でハヤト・ホテルを攻撃。その後銃を発砲しながら施設内に入り、内部を占拠したという。情報当局者は、「主に市民ら12人の死亡を確認した。(制圧)作戦はまだ続行中だ」と述べた。
目撃者によると、当局側の制圧作戦中に爆発音が複数回聞かれ、ホテルの建物は大きく損壊した。武装組織監視団体のSITEインテリジェンス・グループによると、アル・シャバブがホテル襲撃を認めた。
現場のハヤト・ホテルは政治家や政府当局者が頻繁に利用することで知られるが、襲撃に巻き込まれたかは明らかになっていない。