[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア中部イジェフスクの学校で26日、男が銃を乱射し、子ども11人を含む15人が死亡、24人が負傷した。男はその後、自殺したという。
捜査当局によると、容疑者は30代の同校の元生徒で、黒ずくめの服装で、ナチスのシンボルである「かぎ十字」が赤色で描かれていたTシャツを着ていた。拳銃2丁と大量の弾薬で武装していたという。
ロシア政府のペスコフ大統領報道官は、プーチン大統領が事件の犠牲者を「深く悼んでいる」と述べた。
ロシアでは近年、学校などで銃乱射事件が発生しており、今年4月には中部ウリヤノフスクの幼稚園で園児2人を含む3人が死亡したほか、昨年5月には中部カザンの学校で子どもを含む9人、同9月には中部ペルミの大学で6人が死亡した。また、18年にはロシアが14年に併合したクリミア半島の大学で起きた乱射事件で学生ら20人が死亡した。
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