[17日 ロイター] - ブラジル・サッカー連盟(CBF)は先週末のリーグ戦2試合でファンが暴動を起こしたことを非難し、裁判所に厳罰を下すよう求めた。
ブラジル1部のセアラー対クイアバ戦では、地元セアラーのファンがスタジアムを囲むフェンスの一部を破壊してピッチに乱入。この暴動に子どもも巻き込まれた。
また、2部の試合でもファンがピッチに乱入し、警察官や医療スタッフを攻撃するためにゲートを撤去。CBFはこうした行為で「真のサッカーファンや家族の足がスタジアムから遠のいてしまう」と懸念を示した。
CBFのエドナルド・ロドリゲス会長は声明で「この2試合の映像を見て激怒している」とコメント。「ブラジルサッカー界はこれ以上の暴力行為は容認しない」とし、暴動に関わった人物を入場禁止にするなどの厳しい処分を要求した。