[20日 ロイター] - 米アカデミー賞俳優ケビン・スペイシーさんの性的虐待疑惑を巡る民事訴訟で、ニューヨークの連邦地裁の陪審は20日、原告側が被害を立証できなかったとして訴えを退ける評決を下した。
訴えていたのは俳優のアンソニー・ラップさん(50)で、14歳のときにスペイシーさんからベッドの上で性的な行為を受けたと裁判で証言していた。
これに対し、スペイシーさんはこの疑惑を否定し、ラップさんと二人きりになったことは一度もないと主張した。
スペイシーさんは、2005年から2013年にかけての性的暴行事件を巡り英国で訴追されており、来年にロンドンで刑事裁判を控えている。