[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米ニューヨーク市警察は、11月8日の中間選挙を控え、過激派が政治イベントや投票所を標的にする恐れがあるとして「警戒強化」を呼びかけた。27日に出された内部文書を入手したABCとCNNが伝えた。
文書は選挙関連業務従事者や政治集会参加者、候補が攻撃を受ける恐れがあると警告。現時点で信ぴょう性のある攻撃予告などは判明していないが、攻撃や脅迫の脅威を注視していると強調した。
犯罪増加はニューヨークは全米で最大の争点となっており、今週行われたニューヨーク州知事選討論会では、現職のホークル知事(民主党)と対立候補のリー・ゼルディン下院議員(共和党)が治安を主要議題に意見を闘わせた。
ゼルディン氏は7月、選挙演説中に刃物で襲撃されている。同氏にけがはなく、襲撃者は逮捕された。