[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウスンのジャンピエール報道官は28日、トランプ前大統領が白人至上主義者のニック・フエンテス氏と会食したことを非難し、人種差別や偏見、反ユダヤ主義といった「卑劣な勢力」を米社会からなくす必要があると訴えた。
このような行為は「断じて非難」する必要があり、声を上げないことは危険だと強調した。
トランプ氏はフロリダ州の邸宅マール・ア・ラーゴでフエンテス氏と会食したことは不注意だったと釈明しているが、身内の共和党内からも批判の声が上がっている。
トランプ政権で副大統領を務めたペンス氏は米メディア「ニュースネーション」に対し、トランプ氏が白人至上主義者、反ユダヤ主義者、ホロコースト否定論者を食事に招いたのは間違いであり「謝罪すべき」だと語った。食事には反ユダヤ主義的発言で批判を浴びているラッパーの「イェ」ことカニエ・ウェスト氏も同席した。