[28日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は28日、ワールドカップ(W杯)カタール大会でのスペイン代表チームの好調ぶりには、バルセロナのシャビ・エルナンデス監督の影響が大きく関係しているとの見方を示した。
スペインは1次リーグE組で勝ち点4の首位に立っている。初戦ではコスタリカに7─0で圧勝。27日のドイツ戦は1─1で引き分けた。スペインは12月1日(日本時間2日)、日本と対戦する。
バルセロナのMFガビはコスタリカ戦で、W杯でのスペイン代表史上最年少出場記録を更新。1958年大会のペレ氏(ブラジル)以来のW杯最年少得点も記録した。
ラポルタ会長は、国内リーグで首位に立つバルセロナでシャビ監督が指導している選手たちをスペイン代表のルイスエンリケ監督がうまく活用していると指摘。「スペインは素晴らしいパフォーマンスを見せている。われわれの選手たちと代表チームの活躍を見るのはバルサにとって誇らしいこと」と報道陣にコメントした。
さらに「シャビ監督はとてもいい仕事をしており、われわれは国内リーグで首位だ。シャビ監督の仕事ぶりがスペイン代表チームに好影響を及ぼしている」と話した。