[アルワクラ(カタール) 28日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で1次リーグG組に入るカメルーンのリゴベール・ソング監督は、28日のセルビア戦で正GKのアンドレ・オナナ(インテル)を規律上の理由で起用しなかった。
試合は一時1─3とリードされたものの、3─3の引き分けたに持ち込み、勝ち点1をつかんだ。ソング監督は試合後、「前半アディショナルタイムの2失点でもう駄目かと思ったが、選手たちが立ち直ってくれた。それがとてもうれしい」とコメントした。
戦術に関する考えでオナナと食い違いが生じたと報じられるソング監督は「彼(オナナ)はとても重要な選手だが、私たちは大会に出場中。私の役割は個人よりもチームを優先させることだ」と説明した。
さらに「大きなリスクを冒したが、私はこの子たちの父親。リスクを負って決断しなければならないときは責任を持ってそうする」と話した。
オナナについては「様子を見る。彼が再び規律を守るかどうか次第だ」とし、復帰の可能性があることも示唆した。