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[ロンドン 6日 ロイター] - 西側諸国の高官は6日、ロシアの空軍基地への攻撃はロシアが長距離爆撃機の安全確保をより慎重に考えなければならないことを意味し、強力な心理的打撃になったと述べた。
ロシア国防省は5日、モスクワ南東リャザニ州と南部サラトフ州の空軍基地2カ所がウクライナのドローン(無人機)に攻撃され、3人が死亡したと発表した。ウクライナは関与を直接認めていない。
西側諸国の高官は匿名で、今回の攻撃は2月24日のウクライナ侵攻以来、ロシア国内の最深部への攻撃だと指摘。攻撃がウクライナ軍によるものであれば、ウクライナ軍がロシア国内で自由に活動できることが示され、ロシア人の深刻な懸念につながるとし、「心理的な打撃になる」とした。
また、ロシアが戦略的長距離爆撃機を保管しているのはサラトフ州のエンゲリス空軍基地と確信しているが、ロシアは今後、爆撃機の移動を考えなければならないと言及。爆撃機の保管先を分散させる効果があり、安全な保管先への確信を低下させるとした。
*動画を付けて再送します。
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