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イスラエルのユダヤ教礼拝施設で銃撃、7人死亡

発行済 2023-01-28 06:27
更新済 2023-01-28 14:18
© Reuters. Forensic team members work at the scene of a shooting attack in Neve Yaacov which lies on occupied land that Israel annexed to Jerusalem after the 1967 Middle East war,  January 27, 2023. REUTERS/Ammar Awad

[エルサレム/ワシントン 27日 ロイター] - イスラエル警察によると、エルサレム郊外のユダヤ教の礼拝施設(シナゴーグ)で27日、銃撃事件が発生し、少なくとも7人が死亡、3人が負傷した。

当初は少なくとも10人が負傷したと発表されていた。

犯人は東エルサレム在住のパレスチナ人(21)で、午後8時15分ごろに現場に到着し、多くの人に向けて発砲。その後逃走を図ったが、警察に射殺されたという。

イスラエル警察は今回の銃撃事件を「テロ攻撃」と見なしている。救急隊によると、負傷者には70歳の女性も含まれている。

銃撃について犯行声明は出されていないが、イスラム組織「ハマス」の報道官は「占領軍がジェニンで行った犯罪に対するものだ」と表明。パレスチナの過激派「イスラム聖戦」も犯行声明を出していないものの、銃撃を称賛した。

イスラエル軍は前日にヨルダン川西岸ジェニンで急襲作戦を実行。パレスチナの武装組織メンバー7人と民間人2人の計9人が死亡し、緊張が高まっていた。

米国務省のパテル副報道官は「最も強い言葉でこの明白なテロ攻撃を非難する」とし、「イスラエルの安全保障に対する米国のコミットメントは揺るぎない」と述べた。

米国のブリンケン国務長官は29日─31日に中東を歴訪するが、予定に変更はないという。

*動画をつけて再送します

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