[21日 ロイター] - ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日、米フロリダ州マイアミで決勝を行い、日本は米国に3─2で競り勝ち、14年ぶり3回目の優勝を果たした。
日本は二回表にトレア・ターナー遊撃手(フィリーズ)の5号ソロで先制を許したが、その裏の攻撃で村上宗隆三塁手(ヤクルト)の1号ソロで同点に追いつくと、ラース・ヌートバー中堅手(カージナルス)の1ゴロの間にさらに1点を追加して勝ち越し。四回には岡本和真一塁手(巨人)が2号ソロでリードを広げた。
日本は八回から登板したダルビッシュ有投手(パドレス)が本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたが、九回に大谷翔平選手(エンゼルス)がクローザーとして登場。大谷は二死走者なしの場面で、エンゼルスでともに主軸を担うマイク・トラウト中堅手を迎えると、三振を奪って最後を締めくくった。
日本は1次リーグから決勝まで7戦全勝で頂点に立った。MVPには大谷が選ばれた。
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