ピクセラ (T:6731)は15日、2018年9月期第2四半期(18年10月-19年3月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比391.2%増の34.65億円、営業損失が4.92億円(前年同期は5.15億円の損失)、経常損失が5.15億円(同5.40億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が5.23億円(同5.55億円の損失)となった。
AV関連事業は、テレビキャプチャー関連カテゴリは、競合メーカーの事業撤退などにより、同社のシェアは拡大しており、増収となった。
ホームAV関連製品カテゴリは、OEM向け及びリテール向けの4K関連製品が増収増益となった。
VR関連製品では、大手通信事業者向けの配信プラットフォームに採用されたことにより、大幅に増収増益となった。
家電事業では、量販店向けやEC通販事業者向けの低価格でデザイン性のある白物家電の売上が好調。
黒物家電は、以前より販売している定番品やEC事業者向けプライベートブランドの製品を中心にやや減少気味ではあるが、堅調に推移している。
生活家電製品や季節家電製品の販売は減少した。
2019年9月通期の連結業績予想については、売上高が前期比227.8%増の83.64億円、営業利益が3.05億円、経常利益が2.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.83億円とする期初計画を据え置いている。