12日午前の東京外為市場では、ドル・円は116円10銭付近、前日行われたトランプ米次期大統領の記者会見で景気対策などへの言及がなかったことによる失望で、NY市場から売り基調が続いている。
東京市場では日経平均株価の下落を手がかりに、115円半ばから114円後半まで値を下げた。
ランチタイムの日経平均先物は軟調地合い継続で、目先も株安が予想される。
ドルは114円台で押し目買い意欲が強いとみられているが、株安を背景になお下方圧力がかかりそうだ。
前日NY安値の114円26銭を目先の下値メドとしたい。
ここまでのドル・円の取引レンジは114円62銭から115円51銭、ユーロ・円は121円59銭から122円24銭、ユーロ・ドルは1.0572ドルから1.0610ドルで推移した。