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地政学リスク存続もドルは対円で下げ渋る展開か

発行済 2017-10-10 14:20
更新済 2017-10-10 14:33
地政学リスク存続もドルは対円で下げ渋る展開か
 北朝鮮は10日、朝鮮労働党創建72周年の記念日を迎えた。
7日に米西海岸到達可能なミサイル発射準備していると報じられるなど、北朝鮮による挑発行為への警戒感が強まっている。
このため、比較的安全資産とされる円を物色する動きが目立っている。


 前週末6日発表された米雇用統計では失業率の低下や平均時給の加速が確認されるなど、市場では12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが行われるとの思惑が広がっている。
また、米税制改革の年内成立への期待感を背景にドル高・円安基調は継続している。
日中の取引では日経平均株価の動向をにらみ、ドル・円は112円台半ばで底堅く推移するとみられる。

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