[ニューデリー 12日 ロイター] - インド統計省が12日発表した1月の鉱工業生産指数は前年比3.8%上昇した。製造業と鉱業部門の成長鈍化で、ロイターのエコノミスト予想の4.1%を下回った。
昨年12月は4.2%上昇に上方改定された。
1月の製造業生産は前年比3.2%増と前年同月の4.5%から鈍化。発電量は5.6%と同12.7%から大幅鈍化、鉱業も5.9%増と同9%から鈍化した。
バロダ銀行のエコノミストは、非耐久財が0.3%の小幅マイナスになったが、消費耐久財が11%と大幅に増加したことは好材料と指摘した。
昨年4─今年1月の鉱工業生産は前年比5.9%増だった。
ICRAのエコノミストは、2月の鉱工業生産は3─4%の水準を維持するとの予想を示した。