[26日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は26日に発表した月報で、第1四半期の経済成長率は最大でも停滞となり、年初のインフレ率は著しく鈍化するとの見通しを示した。
連銀は「国内経済は全般的に第1・四半期はよくて停滞となる」とし、外需が弱く借入コストの上昇が住宅建設を中心に投資を圧迫する一方で、財政政策や気候変動政策の先行きが不透明で経済への重しになっていると指摘した。
労働市場は歴史的な水準から見れば引き続きタイトだが、消費者は依然として支出に慎重という。
また、年初のインフレ率はベース効果を主因に急速に低下する可能性があるとしの見方を示した。