(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4326.01(‐115.94)
前営業日終値 4441.95(‐19.92)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 4889.94(‐179.30)
前営業日終値 5069.24(‐38.02)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3219.58(‐106.56)
前営業日終値 3326.14(‐8.80)
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<ロンドン株式市場> 大幅続落し6週間ぶり安値で引けた。ドルの堅調な相場が金属
・原油価格を圧迫し商品(コモディティ)株が下落した。
ドル高で資源価格
ン露財務相が主要8カ国(G8)財務相会合で、国際的な準備通貨としての米ドルの地位
が近い将来変化する可能性は低いと発言したことがドルを支援、ドルは主要通貨に対し全
般的に上昇した。
石油株ではBP
ぞれ下落した。
鉱山株は、BHPビリトン
ベダンタ・リソーシズ
2.8―7.2%安。ロンミンは9.8%下落した。生産上の事故により14日に第1溶
鉱炉を閉鎖し、他の3つの溶鉱炉を半分程度の能力で稼動していると明らかにした。
依然として暗い世界経済の見通しを背景に銀行株も下げがきつかった。HSBC
安となった。
ロイズ・バンキング・グループ
ス銀行(CBA)
買収を検討している可能性がある、とタイムズ紙が報じた。
保険株も軟調。プルーデンシャル
欧州中央銀行(ECB)は15日発表した金融安定性レビューで、ユーロ圏の銀行が
2009・10年に不良債権に絡み2830億ドルの追加評価損計上の必要が生じる可能
性があるとの見通しを示した。
金融セクターについても、不安定な金融市場と弱い経済状況で、バランスシートが大き
く圧迫される可能性があると指摘した。
<欧州株式市場> 大幅続落。欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の銀行は追加評価損
を計上する可能性があるとの見通しを示したことで、金融株を中心に売りが出た。
原油・金属価格の下落を背景に、商品株も安い。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は22.41ポイント(2.53%)
安の863.34。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は77.82ポイント(3.10%)安
の2431.40。
ECBはこの日金融安定性レビューを発表し、ユーロ圏の銀行が2009・10年に不
良債権に絡み2830億ドルの追加評価損計上の必要が生じる可能性があるとの見通しを
示した。また、金融市場の混乱や軟調な経済により、ユーロ圏の保険会社のバランスシー
トが著しく圧迫される可能性がある、とした。
銀行のHSBC
保険株ではアクサ
─4.3%安。
ロイズ・バンキング・グループ
行
能性があると報じたことを手がかりに、2.3%上昇した。
原油価格
プ
─3.6%安。
鉱山株も銅価格が4.1%下落したことに圧迫された。ロンミン
問題が発生した主要溶鉱炉が閉鎖されたとのニュースを嫌気した。
アングロ・アメリカン
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
ータ
独バイエル
CEOは新聞に対し、景気低迷により医薬品業界での価格圧力が高まっているとの見方を
示した。
[東京 16日 ロイター]