日経平均は3日ぶり反落、円高進行も日銀ETF買いへの思惑が支え

発行済 2016-09-07 15:43
更新済 2016-09-07 16:00
© Reuters.
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日経平均は3日ぶり反落。
6日に発表された8月ISM非製造業景況指数などの米経済指標の下振れを受けて、円相場が1ドル=101円台前半まで上昇し、日経平均は円高を嫌気して144円安からスタートした。
寄り付き直後に一時16903.20円(前日比178.78円安)まで下落する場面があったが、その後は16900円台半ばでのもみ合いが続いた。
日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑などから下値の堅さが意識され、引けにかけて下げ幅を縮め、終値では17000円台を維持した。


大引けの日経平均は前日比69.54円安の17012.44円となった。
東証1部の売買高は19億1584万株、売買代金は2兆1267億円だった。
業種別では、保険業、銀行業、パルプ・紙が下落率上位だった。
一方、電気・ガス業、その他製品、サービス業が上昇率上位だった。


個別では、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株が売られたほか、トヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクグ (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)などがさえなかった。
保険セクターの下げが目立ち、第一生命 (T:8750)は4%近い下落。
カカクコム (T:2371)はインターネット上の投稿を巡り後場急落した。
また、日経平均構成銘柄から除外される日曹達 (T:4041)、前日に決算発表したくら (T:2695)、その他浜松ホトニク (T:6965)などが東証1部下落率上位に並んだ。
一方、売買代金トップの任天堂 (T:7974)が5%近い上昇となった。
9月に発売予定の「Pokemon GO Plus」を巡る思惑などがあったようだ。
その他売買代金上位では、東京電力HD (T:9501)、KDDI (T:9433)、アステラス薬 (T:4503)などがしっかり、ソニー (T:6758)は小高い。
リクルートHD (T:6098)が3%超上昇したほか、日経平均構成銘柄に新規採用される楽天 (T:4755)は7%高と急伸した。
また、ノバレーゼ (T:2128)、イマジカロボッ (T:6879)、WSCOPE (T:6619)などが東証1部上昇率上位となった。

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