[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;35387.67;+348.52TOPIX;2613.26;+20.70
[寄り付き概況]
25日の日経平均は348.52円高の35387.67円と3日続伸して取引を開始した。
前日24日の米国株式市場は続伸。
ダウ平均は486.83ドル高の40093.40ドル、ナスダックは457.99ポイント高の17166.04で取引を終了した。
中国がトランプ政権との協議を現状で行っていないとし、協議のために対中関税の全面撤回を求める強い姿勢を表明したため対中関係の悪化を警戒し、寄り付き後、下落。
その後、クリーブランド連銀のハマック総裁が6月利下げの可能性を示唆したため期待感に買いに転じた。
さらに、トランプ大統領が記者団に我々は24日の朝にも中国と協議したと発言すると、警戒感が緩和し、続伸。
終盤にかけて、上げ幅を拡大した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が大幅に3日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。
中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.74%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.63%上昇と、ダウ平均(1.23%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。
また、日米財務相会談で円安是正を迫られるとの懸念が後退したことも安心感となった。
一方、日経平均は昨日までの続伸で800円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。
また、米中貿易戦争の激化に対する警戒感がやや緩和しているが、トランプ米政権の政策が二転三転していることから先行き不透明感が払しょくできないことに加え、来週に開かれると見られる日米関税交渉の行方を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された4月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.4%上昇した。
QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.2%上昇だった。
今日は、エレベーターコミュニケーションズ (TYO:353A)が札証アンビシャスに上場した。
セクター別では、電気機器、海運業、非鉄金属、保険業、その他製品などが値上がり率上位、陸運業、不動産業、空運業、水産・農林業、小売業などが値下がり率上位に並んでいる。
東証プライムの売買代金上位では、富士通 (TYO:6702)、ルネサス (TYO:6723)、アドバンテスト (TYO:6857)、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、フジクラ (TYO:5803)、富士フイルム (TYO:4901)、日立 (TYO:6501)、村田製 (TYO:6981)、リクルートHD (TYO:6098)、三菱電 (TYO:6503)、信越化 (TYO:4063)、ソフトバンクG (TYO:9984)、ディスコ (TYO:6146)、日産自 (TYO:7201)
などが上昇。
他方、DeNA (TYO:2432)、アインHD (TYO:9627)、サンリオ (TYO:8136)、良品計画 (TYO:7453)、KDDI (TYO:9433)、スズキ (TYO:7269)などが下落している。
日経平均;35387.67;+348.52TOPIX;2613.26;+20.70
[寄り付き概況]
25日の日経平均は348.52円高の35387.67円と3日続伸して取引を開始した。
前日24日の米国株式市場は続伸。
ダウ平均は486.83ドル高の40093.40ドル、ナスダックは457.99ポイント高の17166.04で取引を終了した。
中国がトランプ政権との協議を現状で行っていないとし、協議のために対中関税の全面撤回を求める強い姿勢を表明したため対中関係の悪化を警戒し、寄り付き後、下落。
その後、クリーブランド連銀のハマック総裁が6月利下げの可能性を示唆したため期待感に買いに転じた。
さらに、トランプ大統領が記者団に我々は24日の朝にも中国と協議したと発言すると、警戒感が緩和し、続伸。
終盤にかけて、上げ幅を拡大した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が大幅に3日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。
中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.74%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.63%上昇と、ダウ平均(1.23%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。
また、日米財務相会談で円安是正を迫られるとの懸念が後退したことも安心感となった。
一方、日経平均は昨日までの続伸で800円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。
また、米中貿易戦争の激化に対する警戒感がやや緩和しているが、トランプ米政権の政策が二転三転していることから先行き不透明感が払しょくできないことに加え、来週に開かれると見られる日米関税交渉の行方を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された4月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.4%上昇した。
QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.2%上昇だった。
今日は、エレベーターコミュニケーションズ (TYO:353A)が札証アンビシャスに上場した。
セクター別では、電気機器、海運業、非鉄金属、保険業、その他製品などが値上がり率上位、陸運業、不動産業、空運業、水産・農林業、小売業などが値下がり率上位に並んでいる。
東証プライムの売買代金上位では、富士通 (TYO:6702)、ルネサス (TYO:6723)、アドバンテスト (TYO:6857)、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、フジクラ (TYO:5803)、富士フイルム (TYO:4901)、日立 (TYO:6501)、村田製 (TYO:6981)、リクルートHD (TYO:6098)、三菱電 (TYO:6503)、信越化 (TYO:4063)、ソフトバンクG (TYO:9984)、ディスコ (TYO:6146)、日産自 (TYO:7201)
などが上昇。
他方、DeNA (TYO:2432)、アインHD (TYO:9627)、サンリオ (TYO:8136)、良品計画 (TYO:7453)、KDDI (TYO:9433)、スズキ (TYO:7269)などが下落している。