*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:AI/データセンター拡大の裏で電力・通信インフラの需要増に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年5月6日10時に執筆
ChatGPTの公開以降、すっかりAIがあたくし達の生活に溶け込んできましたな。
AIが人間の仕事を奪うといった議論はもう終わり、時代はAIの活用拡大へ向けて着々と準備が進められているようです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
AIサービスの利用拡大に伴ってAIデータセンターの整備も急務ですな。
今年1月に起こったDeepSeekショックでは「大規模データセンターは必要無くなるんじゃ…」なんて情報も拡散されましたが、今はそんな話題も沈静化しておりますな。
AIデータセンターは北海道のような広大な土地や冷却の為の水がある地方を中心として新設が進められております。
また、AIデータセンターの新設によって地方で老朽化している送電線や変圧器などの電力インフラも一気に刷新されるのでは…という思惑もあるようです。
首都圏には大規模な発電設備がほとんどない一方で、光ファイバーの幹線など通信インフラが集中しています。
逆に、前述した北海道のような広大な土地には再生可能エネルギー等の発電設備が整備されている一方で通信インフラが手薄です。
地方のデータセンターから首都圏への高速通信を実現させるには、通信インフラの整備が必要になります。
そう考えるとそれぞれ異なってはいるものの、莫大な需要がありそうです。
さて、トランプ政権で荒れる相場の行く末は読めずとも、AIの技術革新が止まるというのは考え難いですな。
トランプ大統領がAIへ積極的な設備投資しているのなら、日本がやらないわけにもいきません。
今回は業績期待がありながらも不透明感から割安となっている電力・通信インフラ関連をチェックです。
電設工事でトップ級で関電系のきんでん (TYO:1944)は、4月25日の決算発表も好調でしたな。
決算後に動意すると年初来高値を更新しております。
このまま下値を切り上げて上昇トレンドを形成できるか監視を強めていきたいです。
電気工事大手のトーエネック (TYO:1946)も、4月28日の決算発表後に窓を開けて動意すると年初来高値を更新しました。
チャート(日足)は1100円台の大台に乗ってもPER・PBRは割安水準です。
民間設備投資需要と公共投資案件が業績寄与し、今後も伸長するか監視中。
26年3月期は最高益予想です。
4月28日に決算発表したユアテック (TYO:1934)は、26年3月期は31期ぶりに最高益を更新する見通し。
PBR1倍割れで、直近のチャートはしっかり下値を切り上げております。
東北電力系の総合電気工事会社である同社は再生可能エネルギーに強みがあり、今後の進展を注視したいところです。
東電系で送配電機器が主力の東光高岳 (TYO:6617)は、チャート(日足)を見るとボックスの上限を上抜いたように見えます。
直近の決算はまずまずでしたが、増配が好感された模様。
このまま中長期で上昇トレンドを形成できるか注視です。
携帯の基地局などの計測機器を手掛けるアンリツ (TYO:6754)は、生成AI向けデータセンター新設の思惑から決算後に買われた様子。
海外売上比率が高い同社は、世界各国でのデータセンター需要を捉えているようですな。
環境計測事業ではEV電池向けも好調との事。
最後もデータセンター関連から精工技研 (TYO:6834)です。
同社の光電融合技術がデータセンター特需で物色されている模様。
電気で行っていた演算を光に置き換えられれば、データセンターの省電力化が期待されますよ。
チャート(日足)はしばらく下落基調となっていましたが、ここに来て25日線を上抜きトレンド転換の兆しが見えてきたか…。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年5月6日10時に執筆
ChatGPTの公開以降、すっかりAIがあたくし達の生活に溶け込んできましたな。
AIが人間の仕事を奪うといった議論はもう終わり、時代はAIの活用拡大へ向けて着々と準備が進められているようです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
AIサービスの利用拡大に伴ってAIデータセンターの整備も急務ですな。
今年1月に起こったDeepSeekショックでは「大規模データセンターは必要無くなるんじゃ…」なんて情報も拡散されましたが、今はそんな話題も沈静化しておりますな。
AIデータセンターは北海道のような広大な土地や冷却の為の水がある地方を中心として新設が進められております。
また、AIデータセンターの新設によって地方で老朽化している送電線や変圧器などの電力インフラも一気に刷新されるのでは…という思惑もあるようです。
首都圏には大規模な発電設備がほとんどない一方で、光ファイバーの幹線など通信インフラが集中しています。
逆に、前述した北海道のような広大な土地には再生可能エネルギー等の発電設備が整備されている一方で通信インフラが手薄です。
地方のデータセンターから首都圏への高速通信を実現させるには、通信インフラの整備が必要になります。
そう考えるとそれぞれ異なってはいるものの、莫大な需要がありそうです。
さて、トランプ政権で荒れる相場の行く末は読めずとも、AIの技術革新が止まるというのは考え難いですな。
トランプ大統領がAIへ積極的な設備投資しているのなら、日本がやらないわけにもいきません。
今回は業績期待がありながらも不透明感から割安となっている電力・通信インフラ関連をチェックです。
電設工事でトップ級で関電系のきんでん (TYO:1944)は、4月25日の決算発表も好調でしたな。
決算後に動意すると年初来高値を更新しております。
このまま下値を切り上げて上昇トレンドを形成できるか監視を強めていきたいです。
電気工事大手のトーエネック (TYO:1946)も、4月28日の決算発表後に窓を開けて動意すると年初来高値を更新しました。
チャート(日足)は1100円台の大台に乗ってもPER・PBRは割安水準です。
民間設備投資需要と公共投資案件が業績寄与し、今後も伸長するか監視中。
26年3月期は最高益予想です。
4月28日に決算発表したユアテック (TYO:1934)は、26年3月期は31期ぶりに最高益を更新する見通し。
PBR1倍割れで、直近のチャートはしっかり下値を切り上げております。
東北電力系の総合電気工事会社である同社は再生可能エネルギーに強みがあり、今後の進展を注視したいところです。
東電系で送配電機器が主力の東光高岳 (TYO:6617)は、チャート(日足)を見るとボックスの上限を上抜いたように見えます。
直近の決算はまずまずでしたが、増配が好感された模様。
このまま中長期で上昇トレンドを形成できるか注視です。
携帯の基地局などの計測機器を手掛けるアンリツ (TYO:6754)は、生成AI向けデータセンター新設の思惑から決算後に買われた様子。
海外売上比率が高い同社は、世界各国でのデータセンター需要を捉えているようですな。
環境計測事業ではEV電池向けも好調との事。
最後もデータセンター関連から精工技研 (TYO:6834)です。
同社の光電融合技術がデータセンター特需で物色されている模様。
電気で行っていた演算を光に置き換えられれば、データセンターの省電力化が期待されますよ。
チャート(日足)はしばらく下落基調となっていましたが、ここに来て25日線を上抜きトレンド転換の兆しが見えてきたか…。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず