プレミアムデータを入手しましょうサイバーマンデーで 最大55%引き InvestingPro特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円上昇一服、104円割れ回避なるか見極め

発行済 2016-10-26 17:34
更新済 2016-10-26 18:00
欧米為替見通し:ドル・円上昇一服、104円割れ回避なるか見極め


今日の欧米外為市場では、ドル・円は上昇一服を予想したい。
時間外取引のNY原油先物が下落しており、欧米株価の下落や米国債利回りの低下により、短期的なドル売り・円買いが強まる見通し。
今晩発表の米国の経済指標の発表が材料になる。


25日に発表された米国の10月消費者信頼感指数は98.6と、市場予想の101.5(9月は103.5)を大きく下振れ、7月以来の弱い内容を示した。
また、10月リッチモンド連銀製造業指数は予想通り9月の-8からは改善したものの、-4と3カ月連続のマイナスとなった。
ドル・円は上値メドとなっていた13日高値104円64銭を上抜け104円87銭まで上昇したが、それらの低調な経済指標を受け、失望のドル売りに転じた。


前日NY市場のドル小反落の流れを受け継ぎ、今日のアジア市場でドル・円は一時104円02銭まで値を下げている。
現時点では、NY原油先物は50ドルを下回っており、この後、欧米株安や米国債利回り低下が見込まれることから、ドル・円は値を下げる可能性がありそうだ。
ある市場筋は「ドルが104円を維持できるかどうかがポイント」と指摘している。


ただ、25日の米経済指標が弱含んだにもかかわらず、CMEグループが算出するFedウォッチでは、短期金利先物が織り込む12月利上げの確率は前日よりも小幅に上昇し、予想は70%を超えている。
今日発表の米国の経済指標では、9月新築住宅販売件数や10月サービス業PMI速報値が注目される。



【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・9月銀行協会住宅ローン承認件数(予想:37350件、8月:36997件)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+0.6%)
・21:30 米・9月卸売在庫(前月比予想:+0.1%、8月:-0.2%)
・22:45 米・10月サービス業PMI速報値(予想:52.5、9月:52.3)
・23:00 米・9月新築住宅販売件数(予想:60.0万戸、8月:60.9万戸)
・02:00 米財務省5年債入札(340億ドル)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます