ファナック (T:6954)
昨日は決算で上方修正も織り込み済みとなり、サプライズとならずに、利益確定の売りが強まった。
これにより下値支持線として意識される25日線レベルまで下げており、押し目拾いのスタンスに。
指数インパクトの大きさからイレギュラー的にトレンドが強まりやすいが、一気に過熱感は和らぐ。
ソニー (T:6758)
足元で緩やかな調整が続いている。
直近では売り一巡の切り返しから陽線を形成しているほか、赤字の電池事業を来春に売却することを決め、「リストラ完了」から押し目買い意欲の強さも窺える。
一方で、一目均衡表の雲下限が3258円辺りに位置している。
これを割り込んでくるようだと、信用倍率が5倍台と買い残高が積み上がっているだけに、バイアスが強まる可能性がある。
JT (T:2914)
3850円処でのボトム形成後のリバウンドが続いており、上値抵抗の25日線を捉えてきている。
一目均衡表では雲下限での攻防から、雲下限を突破してきている。
雲の中での推移で強弱感が対立しやすいと考えられるが、切り上がりをみせている雲下限が支持線として機能するかが注目される。
再来週辺りには雲のねじれが起きるタイミングとなり、そろそろトレンドが強まりやすい期間に。