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個人主体による中小型株物色が中心に

発行済 2016-12-28 12:19
更新済 2016-12-28 12:33
個人主体による中小型株物色が中心に
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19409.34;+6.28TOPIX;1537.14;+0.92

[後場の投資戦略]

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
規模別指数は大型株指数のみがマイナス。
小型株指数が相対的に強い動きだった。
セクターでは非鉄金属、鉄鋼、海運、機械、鉱業、建設がしっかり。
一方でゴム製品、食料品、医薬品、保険、繊維が冴えない。


 日経平均は配当落ち分を吸収し、19400円を上回って推移している。
狭いレンジながらも
19400円処での底堅さが意識されている。
ただ、5日線に上値を抑えられているほか、メガバンクが冴えない値動きをみせていることもあり、神経質にさせよう。
前引けのTOPIXは0.92pt高となり、午後の日銀のETF買い入れは期待しづらいところであり、個人主体による中小型株物色が中心になりそうだ。

(村瀬智一)

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