SUMCO (T:3436):1804円(-64円)
反落。
新日鉄住金 (T:5401)と三菱マテリアル (T:5711)から、保有している同社株を一部売却した旨の連絡があったと発表している。
これにより、新日鉄住金と三菱マテリアルの議決権の所有割合はそれぞれ18.39%から13.42%に低下し、持分法適用関連会社から外す。
株式売却による需給悪化や、関係が弱まることへの懸念が先行する格好に。
足元では、富士通と富士電機も株式持ち合い縮小で売られていた。
すかいらーく (T:3197):1590円(+50円)
続伸。
16年12月期の営業利益は前期比12.4%増の312.49億円で着地。
また、17年12月期の営業利益計画は前期比5%増の328億円で、コンセンサスと同水準となった。
新ブランド開発を通じ、17年から19年の3年間で約450店の出店を計画しており、新規出店の加速方針(14年から16年は144店)が評価されている。
また、株主優待の拡充発表などもポジティブ視されているようだ。
ニプロ (T:8086):1343円(+124円)
急反発。
17年3月期第3四半期決算を発表。
営業利益は前年同期比41.9%増の261.48億円で、一部市場予想を大幅に上回って着地。
通期計画の営業利益290億円に対して、進捗率が90%となったことから、上振れ期待が高まる格好に(経常利益、純利益は計画を超過)。
医薬関連事業が好調だったほか、売上原価や為替差損の減少が効いたようだ。
資生堂 (T:4911):2938円(-214円)
大幅続落。
16年12月期の営業利益は会社計画を大幅に上回る367.80億円で着地。
しかし、17年12月期の営業利益計画は前期比23.7%増の455億円とし、「新3カ年計画」で示していた目標値500~600億円のレンジ下限を下回ったことが嫌気されている。
欧州事業での「Dolce&Gabbana」へのマーケティング投資の大幅増加、最重点事業と位置付けるトラベルリテール事業での積極投資拡大などを計画している。
ミクシィ (T:2121):4815円(-75円)
マイナス転換。
16年4-12月期(第3四半期累計)決算とともに、17年3月期業績予想の修正と増配を発表している。
通期営業利益見通しについては従来の800億円から860億円(前期は950億円)へと引き上げた。
市場コンセンサスの780億円弱を上回る水準だが、株価は昨年11月から上昇基調が続いていたため、買い一巡後は利益確定売りに押されている。
なお、期末配当予想は1株当たり73円から91円(前期は77円)に修正している。
オールアバウト (T:2454): - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
16年4-12月期(第3四半期累計)決算とともに、17年3月期業績予想の上方修正を発表している。
第3四半期累計の営業損益は2.54億円の黒字(前年同期は0.30億円の赤字)で着地した。
通期営業利益見通しは従来の1.20億円から3.00億円(前期は0.75億円)へと引き上げた。
マーケティングソリューションセグメントでネットワーク広告が好調に推移したほか、コンシューマサービスセグメントも売上が想定を上回った。
フィット (T:1436):1308円(-302円)
大幅反落。
16年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。
売上高は前年同期比12.8%減の40.46億円、営業利益は同48.0%減の3.79億円で着地した。
エナジー事業の顧客の紹介に関連した販売手数料が発生し、販管費の先行負担が大きくなったほか、人員増に伴い採用費や人件費も増加の傾向があるという。
17年4月期(13ヶ月)の通期業績については、営業利益で前期比3.0%増の11.16億円とする従来予想を据え置いている。
ナガオカ (T:6239):565円(-87円)
6日ぶり大幅反落。
16年7-12月期(第2四半期累計)決算とともに、17年6月期業績予想の下方修正を発表している。
第2四半期累計の営業損益は2.20億円の赤字(前年同期は3.74億円の赤字)で着地した。
また、通期営業損益見通しは1.87億円の黒字から3.19億円の赤字(前期は5.97億円の赤字)へと引き下げた。
国際水事業部とエネルギー事業部で受注計画に大きな差異が生じ、下期に予定していた売上の計上が見込めなくなったという。