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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:誘致合戦が本格化してくる、2025年大阪万博関連銘柄を深掘り特集

発行済 2017-04-20 08:58
更新済 2017-04-20 09:00
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:誘致合戦が本格化してくる、2025年大阪万博関連銘柄を深掘り特集



以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2017年4月14日8時に執筆


政府は2025年の万国博覧会誘致の動きを加速させています。


4月11日には、政府が誘致の方針を閣議決定。
24日には博覧会国際事務局(BIE)に立候補を届け出る予定だと、一部報道があります。


本日は株式市場でも関連銘柄の物色が始まるであろう、2025年大阪万博関連銘柄を深掘り特集していきたいと思います。




■2025年大阪万博とは?
2014年7月、大阪府・大阪市の特別顧問である堺屋太一氏による2025年の万国博覧会誘致構想発言を受け、大阪圏経済の起爆剤を欲していた大阪橋下徹・前大阪市長や松井一郎大阪府知事が呼応。


2025年大阪万博誘致ののろしが上がりました。


大阪の府政・市政では維新の会と距離を置く自民党も、二階俊博自民党幹事長を会長とする超党派の国会議員連盟を組織し、誘致に全面協力していく動きを加速させています。



▽2025年大阪万博の概要
2025年大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。


2016年6月16日に大阪府が発表した2025年大阪万博の構想思案をみてみると、あくまで叩き台としての試算ベースではありますが、開場建設費は1600億円程度を見込んでおり、費用は国、自治体、民間で分担。
運営費(800億円程度)は入場料収入や広告収入など自己財源でまかなうとした内容となっています。


この万博で得られる経済効果は1.9兆円にも登るとされる試算もあり、大阪圏のみならず、東京五輪委続く日本経済の起爆剤として期待が高まりつつあります。



▽人類の進歩と調和、EXPO’70
実は、大阪での万博は『人類の進歩と調和』というテーマで、1970年にも開催されているんですよね。


1970年大阪万博。
別名『EXPO’70』は、1970年3月14日〜9月13日の開催期間中、実に6421万8770人の来場者を記録。
未だに破られていない過去最大の入場者数となった国際博覧会として記録されています。


1964年に開催された東京五輪も、2020年には東京で2回目の開催が決定しています。
大阪の政界を中心に、大阪でも2回目の万博開催を実現させようとする機運が高まってきているのもうなずけますね。



▽2025年万博の誘致ライバルは、フランスのパリ
2025年の万国博覧会誘致に関しては、先行しているフランスのパリとの一騎打ちになる公算が非常に高い状態です。


フランスでは、オランド大統領を筆頭に官民一枚岩となって誘致活動に取り組んでおり、フランス語圏の国が多いアフリカ地域では、すでに支持を取り付け始めていると言われています。


2025年の万国博覧会開催地は、2018年の博覧会国際事務局(BIE)総会で開催地が決定します。
日本も早期に官民でのコンセンサスを取り、アジア圏を中心とした巻き返しを図っていきたいところです。




■2025年大阪万博では、様々な関連テーマ株への恩恵も
▽関連その1:カジノ関連銘柄
2025年大阪万博の開催候補地は夢洲。
夢洲は大阪湾に浮かんだ、いわゆる出島となっており、埋め立て工事がすべて完了すれば、総面積は390haとなる見遠いとなっています。


この夢洲には、大阪カジノ構想で統合型リゾート(IR)を建設する構想もあり、仮に万博誘致決定、カジノリゾート着工という流れになれば、外資を獲得できるキラーコンテンツとなり得るだけに、2018年の開催地決定までの間に、カジノ関連銘柄にも人気が飛び火する可能性が高いと見て良いでしょう。



▽関連その2:VR・AR関連銘柄
2025年大阪万博では、VR(拡張現実)やAR(仮想現実)関連を中心とした、日本の最先端技術力にスポットを集めた展示が中心となると言われています。


この他にも、人工知能関連や自動運転関連など、昨年物色されたような次世代テクノロジーの関連テーマが取り上げられていくと考えられます。


また、iPS細胞の研究拠点が京都市にあることからも、再生医療関連などの医療系も抑えておきたいところです。


今後報道が更に詰められていく段階で、こうしたテーマ株にも人気が飛び火して、再物色が入ってくる可能性が非常に強くなるのではないでしょうか。




■2025年大阪万博関連銘柄
▽オリックス (T:8591)
関西国際空港、大阪国際空港の運営を行う関西エアポート株式会社の40%株主となっているのがオリックス (T:8591)です。


2025年大阪万博開催となれば関西圏の空港の利用客増が見込まれるため、業績に与える影響は大きく注目していきたい銘柄の一つとなりますね。



▽JR西日本 (T:9021)
開催候補予定地である夢洲への桜島線の延伸を期待したいのがJR西日本 (T:9021)。


公式のアナウンスでは、夢州にカジノリゾート、もしくは、大阪万博の開場となった場合には、桜島線の延伸を決定するという見解を示しています。



▽鉄建建設 (T:1815)
JR西日本 (T:9021)の桜島線延長だけではなく、大阪市営地下鉄中央線の延長も積極的に検討されています。


その場合、新線建設の恩恵を受けるとみられるのが鉄建建設 (T:1815)です。



▽その他の2025年大阪万博関連銘柄一覧
三精テクノロ (T:6357)
阪急阪神 (T:9042)
南海電 (T:9044)
京阪HD (T:9045)
桜島埠 (T:9353)



当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。
チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。


「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。



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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏

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