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個別銘柄戦略:強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識される

発行済 2017-04-27 09:02
更新済 2017-04-27 09:33
個別銘柄戦略:強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識される
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27日の日本株市場は利食い優勢の展開になりそうである。
26日の米国市場は小反落だった。
注目された税制改革案は、概ね予想通りの内容だったこともあり、直近の大幅な上昇に対する利益確定に向かわせた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の19175円だった。


シカゴ先物にサヤ寄せする格好となろうが、想定内といったところであろう。
前日までの上昇で75日線を明確に上放れてきたほか、5日、25日線との短期ゴールデンクロスとなり、25日線の他、切り上がりをみせる5日線が支持線として意識される。
一目均衡表では雲下限を突破し、雲上限に接近してきている。
週間形状では13週線と上放れてきており、シグナルが好転しており、下値の堅さは意識されそうだ。
価格帯別出来高では19200-19500円処が一番積み上がりをみせているため、ここからが強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識されてくるところである。
大型連休を控えていることもあり、決算等を手掛かりとした個別対応になりそうだ。
決算では、LINE (T:3938)が嫌気される一方で、花王 (T:4452)、古河電 (T:5801)が好感されそうだ。
格上げ等が観測されているところでは、オービック (T:4684)、T&DHD (T:8795)、ホシザキ (T:6465)など。
一方で格下げ等が観測されているIHI (T:7013)、東洋水産 (T:2875)、日清食品 (T:2897)には利食いが向かいやすいか。


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