ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

前場に注目すべき3つのポイント~需給変化で流動性のある低位株を選好

発行済 2017-07-05 08:26
更新済 2017-07-05 08:33
前場に注目すべき3つのポイント~需給変化で流動性のある低位株を選好
TYT
-
7261
-
7267
-
3382
-
6752
-
3407
-
6383
-
7974
-
2378
-
5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


■株式見通し:需給変化で流動性のある低位株を選好
■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の売り越し
■前場の注目材料:ホンダ、中国販売17%増、トヨタ、マツダも2桁



■需給変化で流動性のある低位株を選好

5日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうだ。
4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場だったため、海外勢のフローは限られるであろう。
また、欧州市場も全般軟調だったことも手掛かり難となる。
一方で、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと発表するなど、地政学リスクから積極的な売買には向かいづらいだろう。


昨日の日経平均は20200円手前水準から始まり、その後20100円処での底堅い値動きをみせていたが、北朝鮮の地政学リスクが警戒されて一時節目の2万円を割り込む場面もみられた。
参加者が限られるなかではインデックスに絡んだ商いに振らされやすくなるため、模様眺めムードが強まろう。


また、日本版FANG株とも言われていた任天堂 (T:7974)の利益確定の流れが強まるなど、グロース株からバリュー株への資金シフトも意識されてきている。
個人の物色についても、マザーズの値がさ株から、東証1部、2部の低位材料株や出遅れ銘柄へシフトしている感はある。
物色の柱が見えづらく、流動性のある低位株が選好されやすいだろう。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1560万株、買い1380万株、差し引き180万株の売り越しとの観測。


06月28日(水):420万株の買い越し
06月29日(木):650万株の買い越し
06月30日(金):200万株の売り越し
07月03日(月):150万株の売り越し
07月04日(火):330万株の買い越し


■前場の注目材料

・自動車セクターが強い動き
・ECB量的金融緩和縮小示唆
・米金融規制緩和策への期待
・金融庁、フィンテック実証実験促進で枠組み
・インド、電子決済などデジタル経済規模、約110兆円へ
・日経平均、2万円の大台維持

・ホンダ (T:7267)、中国販売17%増、トヨタ (T:7203)、マツダ (T:7261)も2桁
・旭化成 (T:3407)、再生エネ使い水素、変換効率は最高水準
・セブン&アイHD (T:3382)、「ナナコ」でEV充電
・パナソニック (T:6752)、電動マウンテンバイク発表
・ダイフク (T:6383)、営業最高益
・アスクル (T:2378)、経常益66%減、今期、倉庫火災の影響続く


☆前場のイベントスケジュール


・10:45  中・財新サービス業PMI(6月)    52.8
・10:45  中・財新総合PMI(6月)    51.5

<HT>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます