■本日の日経平均株価終値
1万9929円09銭 前日比-64円97銭
□その他の指数
・TOPIX 1607.06 前日比-8.47
・東証2部指数 6145.27 前日比-1.72
・東証マザーズ 1160.82前日比+8.12
・東証ジャスダック3264.52 前日比+5.06
本日の日経平均株価は軟調。
朝方は前日軟調だった米国株を嫌気した売りが先行しました。
前場中日銀による約5か月ぶりとなる指し値オペと国債買い入れ増額が伝わり長期金利が低下、為替が円安に振れたことで下げ幅を縮小した場面も。
その後は今晩の米国雇用統計の発表を見極めたいとの投資家の様子見姿勢から2万円台回復はならず、続落となりました。
業種別では上昇は保険、海運、輸送用機器の3業種のみ。
不動産や水産は前日比2%を超す下落、個別では第1四半期の営業利益10倍が伝わったトーヨーアサノや「エピシル」の日本製造販売承認を取得したソレイジアなどがストップ高をつけています。
東証1部の売買代金は2兆2732億円。
□日経平均のテクニカル分析
日経平均株価は続落しました。
日足チャートでは5日線が25日線の下に抜けデッドクロス。
今晩の米国雇用統計の結果により週明け後の展開が左右されそうですが、下値目処としては1万9798円に控える一目均衡表の雲がありますので日銀のETF買い支えなども意識され、下値は下値で固そうです。
□今日動いた注目の銘柄群
(T:6444)サンデンホールディングス
CO2冷媒を採用したカーエアコン用新型コンプレッサーを開発、世界で初めて独ダイムラーに本格的な供給を開始したと伝わり急伸、一時347円をつける場面がありました。
世界規模で環境問題への対応が求められる中、カーエアコンMAC指令に準拠したコンプレッサーとして注目されています。
(T:6171)土木管理総合試験所
インフラ関連の土質・地質調査を手掛けています。
豊洲市場移転問題の関連銘柄として投機資金が流入、一時1927円まで買われました。
本日から東証が日々公表銘柄に指定し地中情報のビッグデータ共有システム「ロードス」の開発なども相まって急反騰。
(T:6840)AKIBAホールディングス
傘下のアドテックが無線ブロードバンドアウトソーシングサービスのナビックと物流IoTで業務提携すると発表、業績寄与期待から買われています。
両社は物流IoTで利用するセンサーやサーバなどを共同開発し、海上輸送のトライアルとして今年10月に提供を行う予定。
{{|0:}}ドリコム
フォワードワークスが配信・提供するスマートフォン向けゴルフゲーム「みんゴル」が7月4日の配信開始から2日で100万ダウンロードを突破したと発表したことが買い材料視され3日続伸、上昇トレンドが継続しています。
「みんゴル」はプレイステーション「みんなのGOLF」シリーズのスマホ向けゴルフゲームで100万ダウンロード突破記念のプレゼント企画も。
(T:6183)ベルシステム24ホールディングス
(T:4739)伊藤忠テクノソリューションズと共同で「ベルクラウドAI・フォー・IVR」を開発したと報じられました。
「ベルクラウドAI・フォー・IVR」はコールセンターへの問い合わせをAIが自動で聞き取ったり会話しながら案内するシステムで、月内にまず自社のコールセンターに導入される模様。
【ニュース提供・エムトレ】