■業績動向
1. 2017年3月期通期の業績概要
翻訳センター (T:2483)の2017年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比11.3%増の10,218百万円、営業利益が同30.3%増の697百万円、経常利益が同30.8%増の699百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.2%増の444百万円と初めて売上高が100億円を超え、3年連続の増益となった。
増収に関しては、大型国際会議運営を受注したコンベンション事業の557百万円増、次に金融・法務及び工業・ローカライゼーションを中心に伸長した翻訳事業の308百万円増が主な要因である。
売上総利益率が41.0%(前期比1.1P減)と低下したのは、伸長したコンベンション事業の事業構造が要因である。
販管費は人件費を中心に増やしたが、売上高の伸び以下に抑制したために、販管費率は34.2%(前期比2.1P減)に低下した。
営業利益の増益に関しても、コンベンション事業104百万円増、翻訳事業44百万円増、通訳事業24百万円増と、増収となった事業の寄与が大きかった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
1. 2017年3月期通期の業績概要
翻訳センター (T:2483)の2017年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比11.3%増の10,218百万円、営業利益が同30.3%増の697百万円、経常利益が同30.8%増の699百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.2%増の444百万円と初めて売上高が100億円を超え、3年連続の増益となった。
増収に関しては、大型国際会議運営を受注したコンベンション事業の557百万円増、次に金融・法務及び工業・ローカライゼーションを中心に伸長した翻訳事業の308百万円増が主な要因である。
売上総利益率が41.0%(前期比1.1P減)と低下したのは、伸長したコンベンション事業の事業構造が要因である。
販管費は人件費を中心に増やしたが、売上高の伸び以下に抑制したために、販管費率は34.2%(前期比2.1P減)に低下した。
営業利益の増益に関しても、コンベンション事業104百万円増、翻訳事業44百万円増、通訳事業24百万円増と、増収となった事業の寄与が大きかった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)