注目銘柄ダイジェスト(前場):みずほ、村田製、パナソニックなど
:円(-+円)
みずほ (T:8411):194.6円(-1.8円)
売り先行。
前日に第1四半期の決算を発表。
実質業務純益が前年同期比64.5%減の574億円、純利益が10.8%減の1183億円で着地している。
純利益の通期計画進捗率は21.5%にとどまっており、25%を上回っている三井住友 (T:8316)などとの比較では低水準となっている。
トップライン収益の大幅な下振れがマイナス視される格好に。
手数料収入の伸び悩みや市場収益の大幅な減少が背景となっている。
村田製 (T:6981):17005円(-175円)
売り優勢。
前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は409億円で前年同期比16%減益、市場予想を50億円程度下回っている。
未実現利益の影響が50億円ほどマイナス要因となったことで、実質的には市場想定通りの推移と捉えられる。
MLCCの受注残高などは高水準ともなっている。
なお、本日はアップルの決算発表なども控えており、方向感が定めにくい状況でもあり、一時プラスに切り返すも再びマイナスに転じている。
パナソニック (T:6752):1511.5円(-9.5円)
売り優勢。
前日に第1四半期決算を発表したが、インパクトは乏しく中立要因との見方が多くなっている。
営業利益は839億円で前年同期比16.9%増益、825億円レベルの市場予想とほぼ同水準になっている。
AISセグメントなどが想定以上に好調であったが、原材料費上昇の影響を受けたもよう。
なお、焦点となっているテスラ向け二次電池だが、会社側では順調に進捗しているとコメントしているもよう。
スタートトゥ (T:3092):3450円(+335円)
大幅反発。
前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。
営業利益は80億円で前年同期比59%増益、主力の受託ビジネスの商品取扱高は前年比成長率が一段と拡大する状況になっている。
新規導入ブランドやブランドクーポンなどの効果が背景とみられる。
通期予想の市場コンセンサスは会社計画並みで前期比2割強の増益であるため、第1四半期の高い増益率はコンセンサスの切り上がりにつながっている。
川崎重 (T:7012):335円(-17円)
急落。
昨日発表している第1四半期決算が弱材料視されている。
営業利益は49億円で前年同期比69.2%減と大幅減益、市場予想比で半減の水準となっている。
民間航空機の収益性低下やLNG船のコスト増要因が大きく響いたもよう。
ただ、民間航空機の減益要因は期初計画の範囲内で、全体の水準も計画通りと会社側では指摘しているようだ。
なお、第1四半期受注高は前年同期比5%増と順調推移。
保土谷化 (T:4112): - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
前日に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズにつながっている。
営業利益は前年同期比6.9倍の13億円超に急拡大、通期計画の13億円、前期比39%減益を超過する形になっている。
機能性色素セグメントの収益が急速に改善したことが背景。
同セグメントは有機EL材料などが主力分野であるとみられ、有機EL市場拡大に伴うメリット期待が再燃する状況にもなっているようだ。
ソシャルワイヤ (T:3929):1954円(+285円)
一時ストップ高で年初来高値更新。
17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。
売上高は前年同期比18.3%増の6.74億円、営業利益は同95.6%増の0.87億円となり、ともに四半期ベースで過去最高となった。
全セグメントで売上高が伸長したほか、営業利益率も12.9%と同5.1pt上昇した。
18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比22.2%増の2.70億円とする従来予想を据え置いている。
トレイダーズ (T:8704):183円(-32円)
大幅に5日続落。
子会社のZEエナジーがエアウォーター (T:4088)と15年4月に締結した木質バイオマスガス化発電装置の売買契約に関し、エアウォーターより同契約を解除する旨の通知を受領したと発表している。
ZEエナジーはエアウォーターから売買契約に基づく既受領額の約11.46億円についての支払請求を受けているが、同社がZEエナジーに資金を融資したうえで支払いを行う予定としている。
VEGA (T:3542):1950円(-342円)
大幅反落。
17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。
売上高が前年同期比29.1%増の32.03億円となる一方、営業利益は同32.0%減の1.44億円で着地した。
ECサイト「LOWYA」の認知度向上のための広告宣伝、家具プラットフォーム事業開始に向けた研究開発及び物流コストの上昇等で販管費が増加した。
18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比14.7%増の9.50億円とする従来予想を据え置いている。
アエリア (T:3758):2597円(-643円)
大幅反落。
17年12月期の上期(1-6月)業績見込みを公表している。
営業損益は14.64億円の黒字(前年同期は0.29億円の赤字)に転じる見通し。
1月27日に配信を開始したスマートフォン向けゲーム「A3!」が6月に350万ダウンロードを突破するなど順調に拡大した。
ただ、これまでに「A3!」の好調を受けて大きく買われていたため、目先は材料出尽くし感が広がっているようだ。
:円(-+円)
みずほ (T:8411):194.6円(-1.8円)
売り先行。
前日に第1四半期の決算を発表。
実質業務純益が前年同期比64.5%減の574億円、純利益が10.8%減の1183億円で着地している。
純利益の通期計画進捗率は21.5%にとどまっており、25%を上回っている三井住友 (T:8316)などとの比較では低水準となっている。
トップライン収益の大幅な下振れがマイナス視される格好に。
手数料収入の伸び悩みや市場収益の大幅な減少が背景となっている。
村田製 (T:6981):17005円(-175円)
売り優勢。
前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は409億円で前年同期比16%減益、市場予想を50億円程度下回っている。
未実現利益の影響が50億円ほどマイナス要因となったことで、実質的には市場想定通りの推移と捉えられる。
MLCCの受注残高などは高水準ともなっている。
なお、本日はアップルの決算発表なども控えており、方向感が定めにくい状況でもあり、一時プラスに切り返すも再びマイナスに転じている。
パナソニック (T:6752):1511.5円(-9.5円)
売り優勢。
前日に第1四半期決算を発表したが、インパクトは乏しく中立要因との見方が多くなっている。
営業利益は839億円で前年同期比16.9%増益、825億円レベルの市場予想とほぼ同水準になっている。
AISセグメントなどが想定以上に好調であったが、原材料費上昇の影響を受けたもよう。
なお、焦点となっているテスラ向け二次電池だが、会社側では順調に進捗しているとコメントしているもよう。
スタートトゥ (T:3092):3450円(+335円)
大幅反発。
前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。
営業利益は80億円で前年同期比59%増益、主力の受託ビジネスの商品取扱高は前年比成長率が一段と拡大する状況になっている。
新規導入ブランドやブランドクーポンなどの効果が背景とみられる。
通期予想の市場コンセンサスは会社計画並みで前期比2割強の増益であるため、第1四半期の高い増益率はコンセンサスの切り上がりにつながっている。
川崎重 (T:7012):335円(-17円)
急落。
昨日発表している第1四半期決算が弱材料視されている。
営業利益は49億円で前年同期比69.2%減と大幅減益、市場予想比で半減の水準となっている。
民間航空機の収益性低下やLNG船のコスト増要因が大きく響いたもよう。
ただ、民間航空機の減益要因は期初計画の範囲内で、全体の水準も計画通りと会社側では指摘しているようだ。
なお、第1四半期受注高は前年同期比5%増と順調推移。
保土谷化 (T:4112): - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
前日に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズにつながっている。
営業利益は前年同期比6.9倍の13億円超に急拡大、通期計画の13億円、前期比39%減益を超過する形になっている。
機能性色素セグメントの収益が急速に改善したことが背景。
同セグメントは有機EL材料などが主力分野であるとみられ、有機EL市場拡大に伴うメリット期待が再燃する状況にもなっているようだ。
ソシャルワイヤ (T:3929):1954円(+285円)
一時ストップ高で年初来高値更新。
17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。
売上高は前年同期比18.3%増の6.74億円、営業利益は同95.6%増の0.87億円となり、ともに四半期ベースで過去最高となった。
全セグメントで売上高が伸長したほか、営業利益率も12.9%と同5.1pt上昇した。
18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比22.2%増の2.70億円とする従来予想を据え置いている。
トレイダーズ (T:8704):183円(-32円)
大幅に5日続落。
子会社のZEエナジーがエアウォーター (T:4088)と15年4月に締結した木質バイオマスガス化発電装置の売買契約に関し、エアウォーターより同契約を解除する旨の通知を受領したと発表している。
ZEエナジーはエアウォーターから売買契約に基づく既受領額の約11.46億円についての支払請求を受けているが、同社がZEエナジーに資金を融資したうえで支払いを行う予定としている。
VEGA (T:3542):1950円(-342円)
大幅反落。
17年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。
売上高が前年同期比29.1%増の32.03億円となる一方、営業利益は同32.0%減の1.44億円で着地した。
ECサイト「LOWYA」の認知度向上のための広告宣伝、家具プラットフォーム事業開始に向けた研究開発及び物流コストの上昇等で販管費が増加した。
18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比14.7%増の9.50億円とする従来予想を据え置いている。
アエリア (T:3758):2597円(-643円)
大幅反落。
17年12月期の上期(1-6月)業績見込みを公表している。
営業損益は14.64億円の黒字(前年同期は0.29億円の赤字)に転じる見通し。
1月27日に配信を開始したスマートフォン向けゲーム「A3!」が6月に350万ダウンロードを突破するなど順調に拡大した。
ただ、これまでに「A3!」の好調を受けて大きく買われていたため、目先は材料出尽くし感が広がっているようだ。