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カイカ Research Memo(10):勤怠管理システムなどの独自サービスも進捗

発行済 2017-09-26 17:48
更新済 2017-09-26 18:00
カイカ Research Memo(10):勤怠管理システムなどの独自サービスも進捗
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■FinTech分野の展開の詳細

6. 独自システムの展開
2016年2月3日には、グループ会社の(株)フィスコ・キャピタルと連携したクラウドファンディングシステムの開発開始を発表している。
新たに開発着手するクラウドファンディングシステムは、フィスコ・キャピタルが行う予定の日本固有の文化財である神社仏閣の保存のためのクラウドファンディング事業を支えるシステムとなる。
2014 年度の国内クラウドファンディング市場規模は新規プロジェクト支援額ベースで前年度比59.5%の増加を記録、国内外を問わず今後更なる拡大が見込まれている。
カイカ (T:2315)としては、当該システムの開発を皮切りに、他事業への応用も計画・視野に入れており、FinTech分野における1分野として長期的な視点でクラウドファンディングシステムの開発に取り組んでいく計画。


ブロックチェーン技術を適用し、場所データと出退勤時間を結び付けた勤怠管理システムの開発に着手しているが、同サービスの名称を「blockchain」の略「block」+「log」を組み合わせた「ブロックログ」としている。
現在では、スマートフォンをデバイスとした、場所と時間のデータを収集する機能モジュールの開発・検証が完了している。
さらに、本勤怠管理システムで採用したブロックチェーンプラットフォーム、 Ethereumに関するAPIモジュールの開発、スマートフォンとブロックチェーン間の場所及び時間データの連動に関する検証も終了し、今後は業務モデルに従って勤怠管理機能モジュールの開発を中心に進めていく予定。
なお、ネクスグループが行う農業ICT事業「NCXX FARM」において「ブロックログ」が導入されることが決定している。


(執筆:フィスコアナリスト)

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