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個人投資家・兜町放浪記:北朝鮮リスクの後退と株価【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2018-03-13 10:33
更新済 2018-03-13 11:00
個人投資家・兜町放浪記:北朝鮮リスクの後退と株価【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2018年3月12日17時に執筆

先週7日の東京市場は、朝鮮半島情勢の有事回避に向けた大きな動きを株高で歓迎するべきところだったが、米国から入ったコーン米NEC委員長辞任の一報で無惨にも株価は下方向に叩かれる展開となった。


タラレバになってしまうが、米高官辞任報道が無ければ日経平均で500円高以上の上げ相場と南北首脳会談までの約2ヶ月程度は地政学リスクを忘れることができるはずだった。


株式投資をしていると、出来事の組み合わせ・タイミングの運・不運に大きく振り回されるものだ。
東京市場の反応も、「戦争回避より米高官辞任のほうが重かった現実」だけが残り、せっかくの軍事衝突懸念の後退といった好材料を織り込まずに終わってしまうのはなんとも悔しいところだ。


平昌オリンピックが閉幕し、3月9日から18日までパラリンピックが予定されていて、それが終わると株式市場の関心事である北朝鮮問題はそろそろぶり返すことを念頭にいれなければならない日程だった。
そこに先週末から米朝首脳会談実現のニュースが流れたのだから、個人投資家にとっては忙しい1週間となりそうだ。


東京市場のNYダウ次第の展開は改まらないだろう。
NYダウが北朝鮮情勢にどこまで影響を受けるかだが、コーン辞任報道後の市場の反応でもわかるように今後の北朝鮮交渉の成果が大きく相場を動かすネタにはならないのではないか。
しかし東京は融和ムードのネジが少し戻されるだけでも売り材料として過剰に反応するだろう。


自由貿易の旗手アメリカによる鉄鋼・アルミに対する報復関税問題や、森友問題による政局不安の高まりなど「一難去ってまた一難。
」の春相場に何を買えばよいのか。
新年度相場入りする来月初旬からは働き方関連、人手不足・生産性関連、教育関連が個別物色のテーマに浮上してくると予想している。
個別株では以下の銘柄に注目している。



すららネット (T:3998)・・・市場ではデジタル教科書関連株として2/27に6320円の上場来高値更新まで買い進まれた。
デジタル教科書が義務教育に革命を起こすようで同社のノウハウに期待がかかる。


レッグス (T:4286)・・・2018年12月期は売上、営業益とも過去最高を予想するなど業績への信頼度は高い。
株価は上昇スピードの調整はあっても4ケタ値固めから一段高を期待したい動きになってきた。


じげん (T:3679)・・・株価はNY暴落で1000円割れまで売り込まれたものの、リカバリーは鋭く株式分割後の高値を取ってきた。
求人サイト運営事業などが順調で働き方改革関連株でもある。


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執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記



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