中国のマイニング企業大手、ビットメイン社が今年8月末、香港証券取引所(HKEX)に上場申請書類を提出予定であることが一部報道により明らかとなった。
同社は、IPO(新規株式公開)を行う計画であることが7月30日に報じられており、これに加え今回、上場申請書を提出する日の目安が明らかとなった形だ。
同社は6月初旬に報告した4億ドルに加え、今月初旬には10億円の資金調達を実施。
これにより、企業価値は140億ドル(約1.5兆円)とされたようだ。
さらに、企業価値は今後3年以内に300億ドルから400億ドルへの成長を見込んでいるという。
ビットメイン社は、ビットコインのマイニング、ASIC(ビットコインのマイニング用の半
導体)の開発設計、ASIC駆動のビットコインマイニングリグ(マイニングを行うための装
置)である「アントマイナー」の販売などを手がけている。
同社はマイニングハードウェ
ア市場の70~80%を占めるとの報道もある。
投資リサーチ企業であるバーンスタインが今
年2月に発行した報告書によれば、設立4年目である同社は昨年約3200~4300億円の営業利益を上げている。
同社は7月にはビットメイン創業者であるジハン・ウー氏が、決済サービスを提供する米国のペイパル創業者の一人であるピーター・ティール氏とともに、仮想通貨イオス(EOS)の開発を手がけるブロックワンに出資しており、積極的な事業拡大を継続している。
また今月には、同社が3月31日時点で現在のビットコインキャッシュ(BCH)の市場流通量の5%に及ぶ大量のBCHを保有していたこと、また2017年以前まで大量に保有していたビットコイン(BTC)を売却して保有量を大幅に減少させていることも明らかとなっている。
中国では先月25日、同じくマイニング企業のエバン・コミュニケーションが、香港証券取引所(HKEX)にIPOの実施に関する申請書を提出している。
ビットメインがIPOを実施すれば、仮想通貨関連事業で最大規模のIPOとなるだろう。
同社の今後の動向が注目される。
同社は、IPO(新規株式公開)を行う計画であることが7月30日に報じられており、これに加え今回、上場申請書を提出する日の目安が明らかとなった形だ。
同社は6月初旬に報告した4億ドルに加え、今月初旬には10億円の資金調達を実施。
これにより、企業価値は140億ドル(約1.5兆円)とされたようだ。
さらに、企業価値は今後3年以内に300億ドルから400億ドルへの成長を見込んでいるという。
ビットメイン社は、ビットコインのマイニング、ASIC(ビットコインのマイニング用の半
導体)の開発設計、ASIC駆動のビットコインマイニングリグ(マイニングを行うための装
置)である「アントマイナー」の販売などを手がけている。
同社はマイニングハードウェ
ア市場の70~80%を占めるとの報道もある。
投資リサーチ企業であるバーンスタインが今
年2月に発行した報告書によれば、設立4年目である同社は昨年約3200~4300億円の営業利益を上げている。
同社は7月にはビットメイン創業者であるジハン・ウー氏が、決済サービスを提供する米国のペイパル創業者の一人であるピーター・ティール氏とともに、仮想通貨イオス(EOS)の開発を手がけるブロックワンに出資しており、積極的な事業拡大を継続している。
また今月には、同社が3月31日時点で現在のビットコインキャッシュ(BCH)の市場流通量の5%に及ぶ大量のBCHを保有していたこと、また2017年以前まで大量に保有していたビットコイン(BTC)を売却して保有量を大幅に減少させていることも明らかとなっている。
中国では先月25日、同じくマイニング企業のエバン・コミュニケーションが、香港証券取引所(HKEX)にIPOの実施に関する申請書を提出している。
ビットメインがIPOを実施すれば、仮想通貨関連事業で最大規模のIPOとなるだろう。
同社の今後の動向が注目される。