S&P500株価指数は、木曜日に、アップルの株価指数を押し上げた。
ダウ・ジョーンズ工業平均は約0.21%、 S&P 500は0.28%、ナスダックは約0.65%上昇した。
JPモルガンがハードウェア会社からサービス会社への予想よりも速い移行を挙げて投資判断を引き上げたアップル(NASDAQ: AAPL)が上昇。
ネットフリックス(ナスダック: NFLX)とアマゾン(ナスダック: AMZN)が上昇し、これにけん引されて通信サービス分野の株価が上がった。
ベッド・バス&ビヨンド(ナスダック: BBBY)は、第2四半期の決算を発表して21%下落。この家庭用品小売会社は、中国産商品に対する貿易関税の影響とドル高への見通しへの懸念を述べた。
第3四半期は予想を上回ったが、第4四半期の見通しに注目が集まりカーニバル(NYSE: CCL)の株価は5%下落した。
一方、貿易面では、トランプ大統領が北米自由貿易協定に関する協議を遅すぎると批判。NAFTAに関連したトルドー・カナダ首相の要求を却下した。
米国の制裁によるイラン産原油分の供給不足を予想して原油価格が上昇したにもかかわらず、エネルギー株はほぼ株価が変わらずに終わり、株式市場の上昇には寄与しなかった。ニューヨーク商品取引所(NYMEX)で、11月限WTIの価格は55セント高の1バレルあたり72.12ドルだった。
また、銀行株が債券利回りの下落により2日連続で下落したことから、ゴールドマン・サックス(NYSE: GS)とバンク・オブ・アメリカ(NYSE: BAC)、JPモルガン・チェース(NYSE: JPM)も下がった。
その他ではテスラのCEOであるマスク氏が証券取引委員会から訴えられているという。8月のツイッターへの投稿に続いて、会社を非公開にする資金を確保したと主張して、投資家の誤解を招いた行動によりSECに告発された形だ。テスラ(NASDAQ: TSLA)の株式は時間外取引で約11%下落した。
投稿は「市場の混乱」と「市場へのダメージ」を引き起こしたとSECは述べた。
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